歯槽膿漏と喫煙
金曜日, 5月 14th, 2010歯槽膿漏との重大な関わりを指摘されているのが喫煙です。
喫煙による健康被害が問題になっていますが、歯槽膿漏とのつながりはあまり話題になりません。しかし喫煙は歯槽膿漏を進行させる大きな要因となるのです。
喫煙をすると多くのビタミンCが失われます。その結果、細胞の老化が進んでしまうのですが、それは歯肉にも影響が及びます。
免疫機能が低下してしまうことで細菌の繁殖を促し、感染しやすい状態になってしまうのです。低下するのは免疫機能だけでなく、修復機能も低下します。そのため歯周病の進行も早くなってしまうのです。
喫煙者の進行度合いは非喫煙者のおよそ6倍とも言われています。
またニコチンがもたらす血管収縮機能も大きな問題です。血管が収縮することによって歯槽膿漏がもたらす出血量が少なくなってしまうため、症状の進行が気づきにくく、気づいた際には重度な状況になってしまっていることも少なくありません。さらに歯根面のセメント質と結合することで治療を妨げる作用もあるのです。
歯槽膿漏を治療するためにはまず喫煙をやめなければならないとも言われています。
一般的に喫煙をしている人はそうでない人に比べ、歯槽膿漏のリスクが2倍以上と言われています。とくに1日に10本以上吸うヘビースモーカーの場合、歯槽膿漏のリスクは4.7~5.7倍にも達するというデータもあります。
歯槽膿漏のリスクを高め、さらに治療も妨げられる。喫煙は歯の健康にも大きな影響をもたらしているのです。