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歯槽膿漏とは

金曜日, 5月 14th, 2010

歯槽膿漏とは細菌の感染によって歯を支えている歯槽骨が溶け出してしまう症状のことです。虫歯と並んで多い歯の病気となっており、成人のおよそ80%がこの症状にかかっているといわれています。
歯の病気というと虫歯が真っ先にイメージされますが、高齢になるとこの歯槽膿漏が増えてきます。

40代以降では歯を失う原因の多くがこの歯槽膿漏となっています。
この歯槽膿漏が厄介なのは歯周ポケットなど日ごろのブラッシングではとどかないところから細菌が感染してしまうことが多いのと、初期症状がほとんどないため、気づいた頃にはかなり症状が悪化してしまっていることが多いことです。
歯槽膿漏の場合、まず歯茎が赤く変色したり、腫れ上がるなどの症状が出てきます。続いて歯磨きの際に出血しやすくなり、噛んだ時に痛みが走るようになります。

この状態は歯肉炎とも言われており、この段階で治療を行うのが理想的と言われています。しかし、放置した結果痛みが激しくなり、膿が出たり歯がグラグラするようになります。歯槽骨が溶けてしまい、歯を支えることができなくなると最終的に歯が抜けて落ちてしまいます。
静かに症状が進行し、悪化した後の治療が困難なため「サイレントキラー」というあだ名もつけられています。

とくに日本人は定期健診や歯石除去などの予防医学が不十分なため、歯槽膿漏にかかりやすい傾向があります。手遅れの状態になる前に早期発見・治療が重要になってくるのです。